全国高等学校対抗ボウリング選手権大会 ~“娯楽”と“競技”~

Posted : admin / 2011.01.28

高校ボウリング部の日本一を決める全国高等学校対抗ボウリング大会が12月17日(金)~12月19日(日)に川崎グランドボウルで開催されました。今回で17回目を、川崎市での開催は6回目を迎えるこの大会は「ボウリングの甲子園」ともいわれ、全国の高校ボウリング部員が目指す大会の一つでもあります。
第17回全国高等学校対抗ボウリング大会会場:川崎グランドボウル
第17回目の今回は男女のべ101校が出場しました。地元川崎市からは市立橘高校、市立川崎高校、県立向の岡工業高校、県立大師高校が出場し、注目を集めたほか、アジアユースなどの国際大会に出場した選手にも注目が集まりました。

会場はボールの転がる音、ピンに当たって倒れる音、そしてわずかな拍手が起こる、今までに味わったことのない独特な緊張感に包まれていました。
試合は3ゲームを1シフトとし、それを3シフト計9ゲームの予選を1日で行い、上位8チームが翌日の決勝トーナメントに進むという形式で行われました。1日に3ゲーム×3シフトを行うのは身体的にも精神的にも大変な体力を要します。一投、一投、集中して投げる様、次の投球までの間に一定の集中を保つ様に“競技”としてのボウリングを感じられました。
第17回全国高等学校対抗ボウリング大会野競技の様子:川崎グランドボウル
ボウリングというと競技スポーツというより娯楽のスポーツというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。誰もが1度はやったことのあると言っても過言ではないほど、ボウリングは広く浸透しています。娯楽のスポーツとして。このように娯楽のスポーツとして広く愛されているボウリングが、なぜ競技スポーツとしてあまり浸透していないのでしょう。ボウリングは娯楽として広く愛されており、それだけでも十分に思えるかもしれません。しかし、競技としての一面を持つ以上、そちらも普及してほしい、そんな思いがあります。

娯楽としてはメジャーなスポーツだが、競技としてはマイナーなスポーツ、ボウリングがこういった側面を持つ理由の1つにマスメディアがあるように思います。バラエティ番組では取り上げられるが、スポーツ番組やニュース番組で国際大会の入賞など競技として取り上げられることはあまりなく、娯楽の面ばかりが浸透していったのでしょう。
今後は娯楽だけでなく競技としての一面も広く知られ、興味を持ってもらうことで、ボウリングを見る人、支える人が増えて普及へもつながっていく。そうなって欲しいものです

ボウリング以外にも、まだ競技としてだけでなく娯楽としてもあまり普及していないスポーツはたくさんあります。こうしたスポーツの魅力や情報を発信し、地域から普及を進めていくことも私たち総合型地域スポーツクラブ・エルフォスタ川崎の使命の1つであり、これからも様々なスポーツの情報を発信していきたいと思います。